地鎮祭の流れ

これから住宅着工が始まる前に、
地鎮祭があります。

地鎮祭の流れをちょっと紹介します。

手水(てみず、ちょうず)
会場に入る前に手水桶からの水で両手を洗い、
心身を清める。

修祓(しゅばつ)
開式の後、
祭に先立ち、参列者・お供え物を祓い清める儀式。


降神(こうしん)
祭壇に立てた神籬に、
その土地の神・地域の氏神を迎える儀式。
神職が「オオ~」と声を発する・・・
(「警蹕(けいひつ)」と言う)降臨を告げる。


献饌(けんせん)
神に祭壇のお供え物を食べていただく儀式。
酒と水の蓋を取る。


祝詞奏上(のりとそうじょう)
その土地に建物を建てることを神に告げ、
以後の工事の安全を祈る旨の祝詞を奏上する。


四方祓(しほうはらい)
土地の四隅をお祓いをし、清める。
切麻(きりぬさ)・散米(さんまい)とも言う。


玉串奉奠(たまぐしほうてん)
神前に玉串を奉り拝礼する。玉串とは、榊に紙垂を付けたもの。

撤饌(てっせん)
酒と水の蓋を閉じお供え物を下げる。


昇神(しょうしん)
神籬に降りていた神をもとの御座所に送る儀式。この後に閉式が行われる。


神酒拝戴(おみきはいたい)
直会の前に行われるケースもある。
土器(かわらけ)の杯にお神酒を注ぎ、
神職の合図で乾杯を行う。

こういう神事はそのタイミングで一度しか出来ないから、
しっかりなされた方が良いですね。