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「清酒大山」 歴史と由来

創業時の弊社 蔵のある大山の町は天領(幕府直轄地)として江戸時代から本格的な酒造りが始まり、昔は十数軒の酒蔵が軒を連ねていました。今では数軒の酒蔵を残すのみとなり、昔の面影は薄れてしまっていますが、当時は広島の西条、神戸の灘とともに酒どころとして並び称せられ、「東北の灘」とも言われました。弊社は明治5年(1872年)に創業し、この地を代表する酒となるべく、酒銘は「大山」と名づけられました。

 また弊社は、豊臣恩顧の大名・熊本53万石の熊本城主・加藤清正の流れを汲んでおります。江戸初期、成立後間もない幕府にとって清正など有力な外様大名は邪魔な存在であったため、清正の死後、嫡男の忠弘を徳川三代将軍の跡目騒動に関わったとして領地を没収、鶴岡の酒井家お預かりとなりました。その後、忠弘の子女の中から造り酒屋を営むものが現れたのです。