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3Rとは?

  ■第1のR     Reduce(リデュース) [減らす]

 

第1のRは、Reduce(リデュース)、つまり減らすことです。みなさんには、次のような経験はありませんか?レジ袋や割り箸、スプーンなど、無料のものはよく考えずにもらってしまう。バーゲンで値段が安くなっていると、買うつもりでなかったものまで買ってしまう。無駄だとわかっていても、高級なものを買ったときの華美な包装を断れない。ホテルや公共の場で、無料で提供されるものはついつい使い過ぎてしまう。食べ放題で、食べきれないほどの量を皿に取ってしまう。どうです?こんな経験、きっとだれにもあるはずです。しかし、このような小さな行動の積み重ねが、大量のごみを発生させる大きな原因となっているのです。

 こうならないためには、不必要なものは持たない、買わない、もらわない、使わない、作らない。というのが、エコライフの第一の心得。つまり、ごみを発生源から断ち、ごみになるものを減らす=Reduce(リデュース)という考え方です。

 経済的な価値判断は損か得かすぐについても、環境的な価値センサーがなかなか働かないというのが、大量消費と過剰サービスに慣れきった現代日本人のウィークポイント。たとえ無料でも使わなければ資源の無駄につながります。くれぐれも気をつけたいものです。



 ■第2のR      Reuse(リユース) [再使用]


第2のRは、Reuse(リユース)、つまり何回も繰り替えし使うことです。考えてみると、私たちは、ものを活かし最後まで使いこなすすべをかなり忘れてしまったような気がします。

 かつては、電気製品のわずかな故障や少し壊れた家具くらいは、自分で修理していたものです。すぐにサイズが合わなくなる子供の洋服は、親戚や近所の年下の子供がもらって着るのが当たり前でした。古毛布や端ぎれも座布団カバーに作り直したりしていたはずです。ビールびんや牛乳びん、一升びんなどを洗ってお店に持って行くことも、ひと昔前までは一般的な暮らし方でした。すべて昔の生活に戻すことはできませんが「もったいない」という気持ちを持つことも必要ではないでしょうか。

 ものは、使われるために、貴重な地球の資源から生まれてきました。だからできるだけ、長生きできるように、手入れしたり、ていねいに使うことがものを大切にすることになります。もし、壊れたら直して使う。自分が使わなくなったら使いたい人に譲ってあげる。いろいろな方法があります。リユースとは、ものを大切にするこころ。ものを大切にすれば、ごみも減って地球も救われるのです。



 ■第3のR     Recycle(リサイクル) [再資源化]


最後のRは、お馴染みのRecycle(リサイクル)、ごみの再資源化です。ごみを原材料として再生利用するのです。

 ごみになるものをできるだけ減らし、使えるものは再使用しても、人間が生活しているとやっぱりどうしてもごみは出てしまいます。しかし、そのごみも何でもごちゃ混ぜにせず素材ごとにわけてあげれば、原料としてもう一度使えるものがたくさんあります。

 たとえば、ガラスびんは溶かして新たなびんに。牛乳パックはトイレットペーパーに。ペットボトルは合成繊維に、缶は新しい缶や鋼材に、という具合です。

 焼いてしまったり、土に埋めてしまったりすると資源をゼロにしてしまい新たに資源を調達しなければなりません。ごみを焼くにもお金がかかり、埋めるにも土地の確保が難しくなっています。当然のことながら、焼却や埋め立ては、地球環境にも著しい負担をかけることになります。

 再資源化は、ごみの分別なくしては成り立ちません。みなさんが住んでいる地域のルールにしたがって、ごみをきちんと分けて出しましょう。


 

 

 

 

 

人と大地と空のために踏み出す一歩 

英語のR(Reduce・Reuse・Recycle)をモチーフとした、3つの図形が一歩を踏み出し、前進する様を表現しています。3つの色はそれぞれ[オレンジ→人間] [グリーン→大地] [ブルー→空]を表現しています。


限りある資源を守るために

 限りある資源を守るために…



 20世紀、私たちは大量生産・大量消費・大量廃棄の社会システムの下で、豊かな暮らしを実現しました。しかし、その一方で、地球上の限りある資源を浪費するとともに、大量のごみを産み出し、焼却によるダイオキシンの発生や最終処分場の逼迫による不法投棄、さらには地球温暖化問題など様々な環境問題を引き起こし、このままでは持続可能な発展(Sustainable Development)は望めなくなっています。


  21世紀、私たちはライフスタイルや経済活動を早急に見直し、天然資源の消費が抑制され、環境への負荷が低減される社会「循環型社会」を構築する必要に迫られています。


 したがって、循環型のシステムをつくるということは手段であって、目的は、持続可能な社会をつくることにあります。それから、法律(循環型社会形成推進基本法)では、立法制約上、廃棄物の循環のことしか書かれていませんが、循環型社会は、社会という以上、水も食糧もエネルギーも、それから産業や雇用まで、社会を構成する要素すべてに関連し、それらをすべて含んだものです。