人形屋さんのひとり言(2020年2月)

hitorigoto_feb 立春が過ぎ、不動産屋さん、引っ越し屋さん、スーツや学生服などのコマーシャルを多く見かける時期になりました。人形屋さんにも「雛人形はいつからいつまで飾ればいいですか?」という問い合わせが増えてきます。はっきりした答えはありませんが、子供さんが小さい場合は、「立春を過ぎたあたりで」と申し上げます。やはり楽しみにしているでしょうから。

 人形屋さんでは、旧節句(今年は3月26日)まで飾っておくので、「雨水」の頃から出し始めます。かたづける時期ですが、「3日が過ぎたらすぐ」と思われますが、山形の様に寒い雪国は、旧節句の頃がお人形さんにも人間にも一番ベストだと思います。
 一般的な説明は、東京を中心にしています。桜の開花時期を考えても3週間から一ヶ月違いますので、急がず、あせらず、心配せず。カラッとした良い天気の時にかたづけて下さい。
 ご家庭ごと、行事等など色々な事を考えながら「我家のペース」を決めていかれてはと思います。
 情報がありすぎる時代だからこそ「いやんばい」でいいのです。

どうぞお気軽にお立ち寄りくださいませ。
山形市本町二丁目3-22
三浦人形店
☎023-622-1455

PS:キャッシュレスポイント5%還元対象店です。
(クレジットカード 一括のみ)