家のデザインは土地の形状や、住環境に左右されます。住宅地などは建物の規制があり、基準外の建物がたてられないからです。その時点では私たちには土地がなかったのですが、住みたいと考えている街はいくつかありました。
ハウスメーカーの営業マンは、土地探しもしてくれます。北洲ハウジングの担当者は、希望する住宅地の物件をいくつかピックアップし、私たちも物件を見て回りました。私たちが見つけた空き地について、オーナーが譲ってくれるかどうかも調べてくれました。そのうちに、丘の尾根の先端部の宅地で、庭が遊歩道に面している静かな土地を営業マンが見つけてくれました。そこは私たちが探し求めていたイメージとおりで、土地の大きさも値段も手頃でした。営業マンは早速不動産屋と値引き交渉をしてくれ、仮押さえしてくれました。
家のデザインは、その土地に建てる事を前提にしたものでした。
さて、北洲ハウジングから提案されたデザインですが、間取りはほとんど直さなかったほど気に入るものでした。それでも細かい要望を出して、七回は手直ししてもらったでしょうか。この段階で、北洲ハウジングに手付金30万円を支払いました。 何度も図面を直してもらう過程で、信頼できるハウジングメーカーであると確信できました。他のメーカーにも図面を書いてもらうことはできましたが、メーカーにイメージを伝えたり、メーカーから図面の説明をうけたりするのは、結構体力がかかります。私たちは、北洲ハウジング一本に絞りました。
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