土地の購入は、まず10分の1相当の頭金を現金で、残りは住宅ローンが払われた時に振り込むという契約で、もし住宅ローンが組めなかった場合のみ、契約自体がなかったものとするという特約条項がありました。 実際の契約は、オーナーの都合に合わせて不動産屋に行き、契約内容の説明を受けて、契約書に調印し、頭金をオーナーに納めるという時間にして30分くらいの簡単なものでした。しかし、この時から家作りは忙しくなるのです。住宅ローンで土地の残金を納めるため、建築許可がとれるよう家の仕様を期限までにかためなければなりません。住宅ローンは土地と建物を買う場合、まず土地を購入しますが、これには原則としてその土地に建てる家の仕様を固めて役所からの建築許可をとる必要があります。 住宅ローンを組んで、その中からまず土地代金を決済し(つなぎ融資といいます)、建物が完成してメーカーから引渡しを受ける前に住宅ローンの全額融資を受けます(その際つなぎ融資分は一括相殺されます)。
土地の契約から代金の決済までに、家の仕様を固めなければなりませんので、私たちは営業マンのアドバイスでオーナーヘの土地代金の決済(所有権移転)は翌年1月末まで猶予をもらうことにしました。ところが年末年始をはさんだこと、仕様の詰めの段階での打ち合わせがうまくいかなかったことで、実際には3月中旬までかかってしまい、オーナーには迷惑をかけてしまいました。一生に一度の買い物は、簡単にはいかないものです。
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