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目のおはなし



黒沢眼科医院
院長 黒澤明充
(くろさわ・あきみつ)
黒 沢 眼 科 医 院
院長 黒澤明充(くろさわ・あきみつ)

埼玉県秩父市生まれ。
昭和49年に新潟大学医学部を卒業後、昭和63年まで新潟大学医学部付属病院眼科に勤務。この間、新潟大学脳研究所実験病理学講座へ国内留学(2年間)、米国イリノイ州立大学医学部眼科へ留学(2年間)。
昭和63年鶴岡市に黒沢眼科医院を開業。
現在、新潟大学医学部眼科非常勤講師、山形県眼科医会副会長、山形県診療報酬支払基金審査委員。

黒沢眼科医院
〒997−0027 鶴岡市昭和町10−20
TEL:0235-24-9638

目のつくり
 五十歳に近づく頃から、新聞を読む時にちょっと離して見たり、かけている眼鏡を外した方がよく見えるという経験はありませんか?

 また、ものがかすんで見えたり、黒っぽい髪の毛や虫のようなものが、目の前で動いて見えることもあるかもしれません。どうしてこのようになるのでしょうか。



 最近、近くが見えにくくなってきたのですが…

 水晶体は、遠くを見る時は薄くなり、近くを見る時は厚くなって、見たいものにピントを合わせています。年をとると水晶体が固くなり、厚くなりにくくなるため、調節機能が悪くなり、近くが見えにくくなってきます。これが老眼です。年をとるに従い、少しずつ変化してきます。


 かすんで見えることがあります

 視力障害を起こす原因はさまざまです。一般的に多いのは、水晶体のタンパク質が変性し濁ってくる白内障です。外界からの光がうまく水晶体を通過できなくなり、かすんで見えます。進行した場合は、濁った水晶体を人工の透明なレンズに替える手術で、視力の回復が期待できます。しかし、網膜などの病気でも同じようなかすみ目の症状を出すことがありますので、放置しないでください。

 検診で緑内障のうたがいと言われました

 緑内障は、房水の流れが悪くなり視神経が圧迫されて障害されるため、見える範囲が狭くなる病気です。急性緑内障でなければ、初期の自覚症状はほとんどないため、早期発見、早期治療が大切です。



 黒いゴミのようなものが飛んで見えます

 透明な硝子体が老化現象で濁るために起こることが多いのですが、網膜あるいは硝子体出血、また、網膜に孔があく網膜裂孔、網膜剥離などの重篤な疾患が潜んでいることもありますので、検査が必要です。




【荘内銀行情報誌『凛』21 2006春号 より転載】


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