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骨粗鬆症は病気ですよ



桃井整形外科
院長 桃井 義敬
(もものい よしゆき)
●山形市緑町生まれ
●平成6年山形大学医学部卒業。
●山形大学医学部附属病院、愛知県がんセンター、県立河北病院、吉岡病院、みゆき会病院、県立中央病院などを経て平成22年6月開院。


桃井整形外科
住所:山形市緑町4−14−8(双月橋たもと)
TEL:023−615−7115

整形外科一般、漢方薬処方のほか、今後は禁煙外来を開始する予定です。骨密度測定、骨粗鬆症治療相談を行っています。



骨粗鬆症とは?
 骨粗鬆症は骨がもろくなった状態、ということはご存じかと思います。では、なぜそうなるのでしょう?
 実は、骨は一生の間、毎日古い骨が体内で吸収され、新しい骨に作り替えられているのです。この骨の吸収と製造のバランスが崩れ、吸収の働きが上回ると、骨の量が減っていきます。これが進行した状態が骨粗鬆症なのです。


自覚症状がありません
 骨粗鬆症はご存じでも、ご自身の骨密度を把握されている方は少ないようです。
 勤務医時代、毎日のように骨折に対する手術を行っていましたが、そのほとんどが未治療の骨粗鬆症の方でした。骨粗鬆症は、ほぼ自覚症状が無い状態で進行し、骨折という形で突然症状を現します。


骨折で人生が変わることも
 骨折の治療は順調に経過することがほとんどですが、中にはこれをきっかけに認知症や脳梗塞を合併したり、さらには残念ながら経過中に亡くなる方々もいらっしゃいます。また、手術内容によってはさまざまな検査が制限され、精密検査を十分に受けられないこともあり得ます。


まずは骨密度を知りましょう
 大事なことは、自分を知ることです。特にこれまで骨密度を測定したことが無い方や、測定してから数年経過している方には強くお勧めします。検査自体は非常に簡単なので、ぜひ測定してみてください。必要があれば血液検査や尿検査を行い、最適な治療薬を選択していくことになります。治療は個別に対応となりますので、受診のうえご相談ください。


男性も油断しないで!
 骨粗鬆症は高齢の女性の病気というイメージがありますが、男性の方も発症し得る病気です。また、骨折の危険因子に「喫煙」「お酒」があると言われています。もちろん、それだけで骨折を生じるとは限りませんが、身に覚えがある方は一度骨密度測定を受けてみることをお勧めいたします。


子供のうちから予防
 子供のうちに十分な骨量を蓄えておくことが、将来の骨粗鬆症予防につながります。蓄えた骨量が多いほど余力があるからです。また、十分な筋力やバランス感覚が備われば転倒し骨折をする確率も低下します。成長期が強い骨を作り上げるチャンスと言えます。
 子供たちよ「よく食べて、よく遊べ!!」
【荘内銀行情報誌『凛』38 2010冬号 より転載】

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