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■■ いつまでも若く健康であるためにLet'sTry! |
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大事にしたい自分だけの時間。
好きなこと、仲間と一緒に、思いっきり力を注げるもの
それぞれの「わたしの時間」をご紹介します。 |
Vol.3
御殿まり(酒田市) |
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農業を営む傍ら、その合間に伝統民芸品の 「御殿まり」を作って楽しんでいる、ご近所同士の仲良しお二人を訪ねました。
御殿まりの世界
「取材にいらっしゃるっていうから、いろいろ準備しておいたよ。」と、色とりどりの御殿まりをたくさん広げて、待っていて下さったのは、齋藤孝子さんと和島とよこさん。 |
嫁いで来てから若妻会で友達になったというお二人は、農作業の合間や冬の農閑期にたくさんの「御殿まり」を作って楽しんでいます。
公民館の主催の教室で初めて作り方を習ってから約20年。自分たちなりに、刺し方や彩り・デザインを工夫しながら、世に送り出してきました。お二人の手から作り出される御殿まりは、大きさも色もデザインもバラエティーに富んでいます。 |
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菊刺し、麻の葉、薔薇刺し、ツタ薔薇、籠刺し…これらは、御殿まりの刺し方の名前です。たくさんある本を見せていただくと、まだまだいろんな刺し方が載っています。同じ刺し方でも、使う糸の色が変わるだけでまったく印象の違う御殿まりになるそうです。
出来あがった御殿まりは、さながら夏の夜に咲く"打ち上げ花火"のごとく豪華絢爛で、また気品高く繊細です。刺繍糸一つで、こんなにも趣のある世界が作れるのかと、感動させられっぱなしでした。
やっぱり基本が大事
「最初の基本の土台がまん丸になっていないと、最後できあがったときに模様がきれいにでないのよ。基本が大事ってことは、なんでも一緒だね。」と教えてくれました。
お二人のつくる「御殿まり」は評判が良く、神社のお守り用に納品したり、お祝い
事に使うからと知人から頼まれたりと大人気。団体旅行に出かけるときには、小さいものを二人で100〜150個作って持って行って、皆さんに記念にプレゼントしているそうです。
御殿まりの他にも、注文に応じて笹巻きやお供え用の切花などを作って、近所の生協に出荷していらっしゃいます。毎日大忙しの日々を送っていらっしゃるお二人は「まだまだ現役!」と満面の笑みで話して下さいました。 |
『御殿まり』一口メモ
江戸時代中期から、全国各藩の奥方や奥女中たちが遊具として作ったのが始まり。ひと針ひと針丹精こめて縫い上げられた御殿まりは、独特の伝統と優雅な色彩が見事に調和した民芸品。
山形県鶴岡市、秋田県本荘市のものが有名。 |
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御殿まりの作り方
@籾穀をビニール袋に入れまとめ、芯にします。
A芯の回りに、木綿の仕付け糸を巻いていきます。この時、引き締めながらきれいな球状になるように、両手でバランス良く巻いていくのがポイント。ここでまん丸にならないと、出来あがりの模様が美しく出ないのです。“基本が大事”とは、このこと。
Bラメ入りの糸を拳き亭す。柄の下地になります。
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C「地割り」といって、刺したい模様の基礎になる目印をつけます。デザインによって、8分割、10分割など、均等に印をつけます。ここもきれいに刺すためのポイントです。
Dいよいよ、糸を刺していきます。出来あがりをイメージしながら、色の組み合わせにも心を配ります。E最後に房をつけて、出来あがり。 |
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