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平成16年6月12日(土)

藤沢周平文学ゆかりの地図
歩いて楽しむ巨大地図登場
店内の通路に敷かれた地図に来店者らが足を止めて眺める姿が見られている
店内の通路に巨大な藤沢作品ゆかりの地図が登場
 鶴岡市余慶町の協同の家こぴあに 「体験絵地図・藤沢周平文学ゆかりの地図」 が登場した。 こぴあ内の鶴岡書店で発売している同名の地図を拡大し、 巨大なパネルボードに印刷したもの。 店内の通路に敷かれた地図に来店者らが足を止めて眺める姿が見られている。

 ゆかりの地図は1999年10月、 藤沢周平ゆかりの地図刊行会が発行した。 16,000部がすでに完売しており、 01年8月に東京〈江戸〉本所・深川界隈版 (完売) 、 02年10月には鶴岡〈海坂〉版が発行された。

 今回パネルボードに印刷されたのは鶴岡〈海坂〉版。 今年4月末から約1カ月間、 仙台市の東北電力グリーンプラザで開かれた 「藤沢周平〜海坂藩にみる庄内」 展で、 ホールの床に展示された。 これを鶴岡書店の佐藤一雄社長が譲り受け、 こぴあの通路に敷いた。

 ボードは縦5メートル横6メートルのサイズ。 「蝉しぐれ」 や 「又蔵の火」 など藤沢氏の代表的な作品名と、 作品中に登場する寺や地名のモデルになった場所を、 現在の鶴岡市に重ねている。 ボード付近には 「そのまま歩いて楽しんでください」 と案内が示され、 歩く地図を表現している。

 来店者は地図の前に差し掛かると、 「すごいねえ」 などと話しながら見入るなどしていた。 ボードは当面の間、 店内に設置されるという。

立川町狩川の 「ダチョウ広場」 待望の2世誕生
岐阜県内のふ化場で4羽
 立川町狩川の 「ダチョウ広場」 に2世が誕生した。 同町ダチョウ愛好会の高橋勝会長に今月8日夜、 ダチョウ生産の全国組織・日本オーストリッチ事業協同組合が整備する岐阜県内のふ化場から連絡が入った。 高橋会長によると、 雄3羽、 雌1羽の計4羽のヒナがふ化し、 今月23日にも3羽がかえる予定。 その誕生を待って翌24日に里帰りするという。 高橋会長は 「今年は雄がいるので2世を期待していた。 今後、 ヒナたちの名前募集をやってみたい」 と喜びを語った。

 ダチョウ広場は、 狩川地区の住民有志が 「ダチョウを飼うことで、 子供たちに夢を与えたい」 と、 同愛好会を組織し2002年4月、 畑約330平方メートルを借り開設。 鉄パイプで柵を組み、 「アフリカブラック」 という品種の幼鳥4羽 (雄1羽、 雌3羽) でスタート。 野菜などを与えながら観察してきたが、 同年10月に唯一の雄が病死した。

 昨年春から初夏にかけ合わせて雌は約40個の卵を産んだが、 全て無精卵だった。 1部の卵は1個2,000円で販売し好評を得た。 卵の販売代金などを充当し昨年8月、 新しく2歳の雄1羽を購入した。

 今年は、 昨年より1カ月ほど早い2月中旬に最初の産卵。 会員たちが3月下旬、 ダチョウ飼育の先進地・朝日町に視察に行った際、 オーストリッチ事業協同組合に加盟することで、 整備している岐阜県内のふ化場を利用できることを知った。 4月中旬に行われた愛好会の定時総会で、 加盟が承認され、 4月25日に初めて卵6個を送付。 その後、 5月中旬まで計17個の卵を順次送っていた。

 高橋会長によると、 ヒナ4羽は、 8日の朝から夕方にかけ次々とふ化し、 10日現在、 すべて順調に成長しているという。

 今月24日に立川に帰ってきた後、 しばらくの間は会員の自宅で飼育し、 一般へのお披露目は8月のお盆ころになる予定。 大所帯になることから、 愛好会では広場の増築を検討。 現在は駐車場として利用しているところに、 7月下旬の完成を目指し、 鉄パイプで柵を作ることにした。

  「24日はお祝いの会を開きたい」 と笑う高橋会長は、 「ダチョウを飼育し始めてから2年。 2世誕生は会員たちの悲願だった。 今度は順調に増やしていきたい。 首に番号札を下げるのは面白くないので、 ヒナたちの名前募集もやってみたい」 と話していた。

(荘内日報社提供)
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