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平成17年1月30日(日)

心育てる公益副読本 トイレ清掃なぜ?
酒田市浜田小 「人と人」 教材に公開授業
 県庄内総合支庁が制作した公益学習副読本 「公益のふるさと庄内」 を使った公開授業が28日、 酒田市立浜田小学校 (齋藤辰典校長、 児童330人) で行われた。 また、 副読本のシリーズ3作目となる 「地域と人」 が完成し、 今後、 庄内地方のすべての小・中・高校に配布する。

「公益のふるさと庄内」 を使った公開授業
「公益」 の副読本を使った浜田小の研究授業

 庄内総合支庁では東北公益文科大の開学を機に 「公益」 をキーワードにした地域づくりを進めており、 副読本は同大学などの協力で2002年度に 「自然と人」 、 03年度に 「人と人」 を制作している。

 この日の公開授業は、 浜田小が 「思いや考えを伝え合い、 自ら学ぶ子どもの育成」 をテーマに昨年度から2カ年にわたって取り組んでいる学校研究の研究授業の一環として行われた。 渡部賢教諭が5年1組の31人に、 副読本 「人と人」 の1節を基にした教材で道徳を指導した。

 使われた教材は、 同市十里塚の海岸の公衆トイレの清掃を続けている高橋美咲さんの活動を紹介したもの。 渡部教諭は教室に便器を持ち込み、 「トイレが汚いとどう思うか」 「美咲おばあさんはなぜトイレ清掃を続けてきたか」 などと問いかけた。 子供たちは 「美咲おばあさんは、 みんなに気持ちよく使ってほしいと思ったのでは」 など、 高橋さんの思いをくみ取っていた。

 一方、 副読本のシリーズ3作目 「地域と人」 では、 庄内地方のボランティアサークルの活動や子供の地域行事への参加、 コミュニティー活動、 伝統文化の継承活動などを紹介した。 見開き2ページで1回の授業で使えるように配慮したという。 全面カラー刷り、 14ページ。 1万5,000部制作した。 これでシリーズは 「完結」 という。
副読本のシリーズ3作目 「地域と人」
「公益のふるさと庄内」 シリーズ第3作の 「地域と人」

最高青空と雪 朝日小 一家協力し「雪灯ろう」作り
青空が広がった雪原に親子の歓声が響いた
ほら高くなったぞ−。 朝日小の親子が協力して雪灯ろう作りに取り組んだ
 朝日村立朝日小学校 (南澤美和子校長、 児童236人) で29日、 地域連携事業の一環として雪灯ろう作りが行われ、 青空が広がった雪原に親子の歓声が響いた。

 地域連携事業は、 同校と村中部地区公民館、 PTAの3者でつくる実行委員会 (実行委員長・伊藤太郎同公民館長) が2年前から始め、 昨年度からは 「夢・ドキドキ・ワクワク塾」 のタイトルで年間を通して地域の大人が先生となる体験活動などを行っている。

 本年度は春からグラウンドゴルフ大会や川遊び、陶芸体験など計11回を企画。 本年度最後の事業となったこの日は、 5年生53人の親子を中心にきょうだいや祖父母ら合わせて約140人が参加。

 午前中は久しぶりの青空が広がる中、 会場の同校グラウンドは約1.5メートルの積雪。 バケツやコンテナ、 三角ポールなどを型にして家族ごとに雪灯ろうを作った。

 お父さんたちが雪を掘り、 子供たちが型に雪を詰めるなど協力しながら思い思いに造形。 城をイメージした形や2メートル近くもある雪灯ろうが次々に姿を現し、 雪を通して親子の触れ合いを深めていた。

(荘内日報社提供)
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