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平成17年4月15日(金)

春の雪道 自然満喫 六十里越雪中遥拝
かんじきやスノーシューなどで雪原を歩く「雪中遥拝」
芽吹き始めたブナの木々の下、雪に覆われた街道を歩いた
 出羽の古道・六十里越街道を利用した朝日村の本年度の観光イベント第1弾「六十里越街道・雪中遥拝」が14日、同村田麦俣などのコースで行われた。

 同村では、観光資源としての六十里越街道を研究するアルゴディア研究会(小関祐二会長)が中心となって3年前からトレッキング大会や街道をテーマにしたフォーラムなどを展開している。

 本年度のイベント第1弾は、かんじきやスノーシューなどで雪原を歩く「雪中遥拝」。湯殿山ホテルの主催で、1泊2日の日程で行われた。参加者は地元のほか、新潟県の男女9人。初日は午前10時に同ホテルを出発し、湯殿山から田麦俣方面へ向かった。

 湯殿山神社へ向かう道路には雪が残っていないが、両端は高さ約5メートルの雪が積み重なる「雪の回廊」。案内人で湯殿山ホテル社長の遠藤力さんは「例年より残雪が多いが、すでにブナが芽吹き始めている。今年は雪が残ったままで緑に包まれるかも」と参加者たちに説明した。

 一行は途中から雪に覆われたブナ林の中を進み、六十里越街道へ向かうと、それぞれスキーのストックを手に、足にはかんじきなどを着け春の雪道を進んだ。この日は同ホテルに宿泊して先月発表された笹小屋豆腐料理を楽しみ、2日目はホテルを出発後、西川方面へ散策するという。

「療養病院」に認定 湯田川温泉リハビリ病院
県内初、質高い医療提供
 鶴岡市立湯田川温泉リハビリテーション病院(竹田浩洋院長、120床)が、医療機能の第三者評価を行う財団法人日本医療機能評価機構(本部・東京都)の審査で、地域の機関的な療養型病院を対象とした「療養病院」の認定基準に適合しているとして認定を受けた。庄内地方で同機構による医療機関の認定は4カ所目、療養型病院としては県内初。

 同機構は厚生労働省の外郭団体で、国内で医療機能の第三者評価を行っている中心的な組織。認定された医療機関は、一定以上の質の高い医療サービスを提供している“お墨付き”を、学術的・中立的立場から受ける。

 湯田川温泉リハビリテーション病院は、国から旧国立療養所湯田川病院を移譲された市が鶴岡地区医師会に管理・運営を委託し2001年3月に開院。長期療養型の慢性期医療と回復期・維持期リハビリテーション機能を持つ。

 認定審査に向け、新病院として職員の意識を高めるとともに患者のニーズに応える病院を目指して取り組んだ。03年4月、院内各部局の責任者16人による病院機能評価委員会を設置して準備をスタート。診療、看護、リハビリ、事務など各分野で、病院組織の運営と地域での役割、診療の質の確保、療養病床特有の病院機能など計606項目について仕事の流れを再点検するなどし体制を整えた。今年1月に審査を受け、初回審査で「一発合格」を果たし、3月28日付で認定証を交付された。認定期間は10年3月27日までの5年間。

 02年4月からは、審査基準で提供された医療、看護が患者のどの程度の健康回復に寄与したのかを求められており、初回審査で認定されるのは30%程度という。

 同病院の竹田院長は「歴史的に浅く、療養型病院として質を高めようと取り組んだ。病院として一つのレベルに達していることが認められうれしい。これをステップに、さらに質の高い医療を提供していきたい」と話した。また、準備委員会の先頭で取り組んだ小林勝治事務部長は「患者さんのニーズに適切に応えるために機能評価を受けて当然の時代。準備段階で、より質の高い医療サービスの提供に向けて職員の意識が変わり、組織力が高まった。5年後の再審査に向け、レベルアップを図っていきたい」と話している。

(荘内日報社提供)
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