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平成17年6月10日(金)

高品質庄内産アンデスメロン
首都圏へ900ケース初出荷
本年産庄内アンデスメロンが9日、初出荷された
庄内産アンデスメロンが首都圏へ初出荷された
 本年産庄内アンデスメロンが9日、鶴岡市茨新田のJA鶴岡西郷選果場から初出荷され、ハウスもののアンデスメロン900ケースが首都圏へ出荷された。

 JA鶴岡ネットメロン専門部は232人の生産者で組織。今年の作付け面積は前年とほぼ同じの170ヘクタールとなった。今月中旬から連日出荷となり、ハウスものは今月末―7月初旬、露地ものは来月20―30日に出荷のピークを迎える。アンデス、鶴姫の青肉系が約7割、赤肉の鶴姫レッドが約3割で、出荷数量は65万ケースを予定している。JA全農庄内によると、庄内全域では98万5000ケース(前年比約95%)を予定している。

 春先の低温の影響で昨年より6日遅い初出荷となったこの日は、西郷地区の生産者2人が3L(4個入り)、2L(5個入り)を中心に計900ケースを選果場に持ち込んだ。担当者が糖度やネットのかかり具合などをチェックしたところ、糖度が16度と甘み十分で高品質だった。1ケースの価格は3500円前後と想定している。

 JA鶴岡では「春先の低温の影響で、露地ものは小玉傾向が懸念されていたが、5月後半から平年並みの気温と日照時間となり、生育は回復しているようだ。今後、適度な日照と雨があれば品質の良いものが出荷できる」と話した。

大満足です 地元産
利用トップは「はえぬき」 根強い支持ササニシキ
ホテルや飲食店など 酒田の米の評価調査
 酒田市米消費拡大推進協議会(会長・阿部寿一市長)は、今春に市内のホテルや旅館、飲食店などを対象に実施した「酒田の米の評価」に関するアンケート調査の結果をまとめた。大半が地元産のコメを使って「満足している」と高い満足度にある傾向が分かった。品種別では良食味で定評のあるはえぬきの利用が最も多いほか、ササニシキの利用が作付け面積の割合に比べて多く、根強い支持があることが分かった。

 調査は、コメ消費拡大を図る上で、地元産米の評価と使用状況を把握しようと、今年2月から3月にかけて実施した。コメを使った食事を出している市内のホテル、旅館、料亭、飲食店(和食、洋食、中華)、弁当店、仕出し店など72店を抽出してアンケート用紙を送付。うち46店(63・9%)から有効回答が得られた。

 「庄内産(酒田産を含む)米を業務でいつも使っているか」については、「いつも使っている」が43店と大半を占めた。使用している銘柄(複数回答)は、庄内産はえぬきが22店で最も多く、次いで庄内産ササニシキ11店、酒田産はえぬき、酒田産ササニシキ各7店、庄内産ひとめぼれ4店、庄内産コシヒカリ、酒田産ひとめぼれ各1店、その他2店(新潟産コシヒカリ、庄内産ミルキークイーン)だった。

 前項目の回答があった延べ55店を品種別にまとめると、はえぬき29店(52.7%)、ササニシキ18店(32.7%)、ひとめぼれ5店(9.1%)、コシヒカリ2店(3.6%)などとなった。

 山形食糧事務所がまとめた庄内地方の2003年度の水稲主要品目の作付け割合ははえぬき68.5%、ひとめぼれ13.3%、ササニシキ7.6%、コシヒカリ6.6%となっており、ササニシキの利用が作付け面積の割合に比べ突出して多かった。

 コメを仕入れる際に重視する基準(複数回答)は、食味が28店で最も多く、次いで品質17店、ブランド6店、価格5店などだった。

 使っているコメに対する評価は、46店中41店(約9割)が「満足している」と地元産米への高い満足度を示した。「今後も同じブランドを買うか」についても、「はい」が41店と高支持を得た。

 地元産米に対する希望(自由記述)では、「お客さんからは大好評」「ササニシキははえぬきより食味が上回っている。昔のブランドを取り戻したい」といった意見や、「安く仕入れたい」「収量を抑えて食味重視を」と価格や生産方法にさらなる改善を求める声もあった。

 同推進協議会事務局の市農政課では「ササニシキの支持が根強いことと、多少価格が高くても食味や品質を重視して選ぶ傾向が裏づけられた。消費拡大を図る施策の参考にしたい」としている。

(荘内日報社提供)
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