開館20周年記念企画展 「上杉家伝来能面・能装束ー語りはじめた面袋ー 」

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 江戸時代、米沢藩主上杉家においては、幕府の式楽となった能楽に取り組み、二代定勝、三代綱勝、四代綱憲、八代重定の愛好ぶりが目立ちます。一時は蔵二棟に保管するほどのコレクションであった上杉家の能面や能装束などの能道具は、明治時代に入り、散逸してしまいます。かつてのコレクションを偲ばせる昭和4年撮影の古写真の存在は以前から知られていましたが、非常に精密な「写し」が大量に作られることが常であった能面だけを主体とする見方では、写真と実物を照合し上杉家伝来品であると同定することは困難でした。しかし、この古写真に能面とともに写っている『面袋』には、その材料となる染織の特徴や大名家コレクションの比較などから、面の旧蔵者をたどる上で非常に重要な情報が蓄えられていることが近年指摘されています。上杉家伝来『面袋』には一定の特色がみられることから『能面』と『面袋』の相関関係が明らかになってきました。
 本展ではこれらの情報から上杉家伝来であることが新たに確認された能面と、明治期から昭和二十二年にかけて東京国立博物館に収蔵された上杉家伝来能面、能装束を里帰り展示し、上杉家能楽資料の現在と上杉家における能楽の歴史や能道具管理などについて紹介します。

会 期 2021年10月16日(土)~12月8日(水)
休館日 10/27(水)、11/24(水)、12/6(月)

料 金

一般:700円(560円)/高校・大学生:450円(360円)/小・中学生:300円(240円)
※( )内は20名以上の団体料金です。
会場・お問合せ 伝国の杜米沢市上杉博物館 TEL:0238-26-2666

詳しくは公式サイトをご覧ください。