![]() |
![]() |
||
| 東北公益文科大学 「現代と公益」より | |||
| 4.油料として | |||
| 古代インドやエジプトでは油料作物としても栽培していました。 紅花油(サフラワー油)に含まれるリノール酸と飽和脂肪酸との比率は70〜80%、4〜7%であり、リノール酸の不飴和脂肪酸を多く含んでいます。その他に、リノレン酸、アラキドン酸、ビタミンEが含まれていますので、食用油として用いられています。わが国では戦後アメリカ合衆国やイランからの輸入により、採油用としての栽培はなくなりました。 |
|||
|
|||
| また日本では紅花油は乾燥性が高いので、ペンキや印刷インクに混入する油料としてビニールペイントが開発されるまで使用されていました。中国の古文書によりますと、扇の面に銀紙を張り、油を塗ると変色して金箔の代用になることが書かれています。 その他に伝統的な書道用の墨の原料として使われていました。わずかに紅花種子を搾って灯油を作り、その煤から作った墨は極めて上質であり、戦前までは文人客に知られていました。搾油粕は蛋白質含量が多いので、ブタやニワトリの飼料に使われていました。 |
|||
| << 生薬として | 花弁として >> |