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海坂藩研究所 > 藤沢周平の世界を訪ねて > 13. 家中新町(三の丸広場下城どき)
はじめに
1 金峯山
2 高坂
3 民田
4 湯田川温泉
5 井岡寺
6 小真木
(日枝神社)
7 内川(筬橋)
8 総穏寺
9 大督寺
10 本町二丁目
(七日町)
11 庄内藩校致道館
12 鶴岡公園
13 家中新町
14 内川
(三雪橋)
15 大泉橋
16 龍覚寺
17 般若寺
18 善宝寺
(連載終了)
 「家中新町」は、作品「三の丸広場下城どき」では「相生町」と呼んでいる。

 家中新町は鶴ケ岡城の「三の丸」があったところで、この付近は鉄砲足軽の組屋敷が一部の町屋と混在し、その先に上士屋敷のある屋敷町になっていた。今でも旧庄内藩主酒井家や旧家老菅家があり、案内標柱は旧菅実秀家老屋敷の門の脇にある。

 菅家老は戊辰戦争の敗戦にあたり、薩摩を主力にした官軍西郷隆盛と折衝し、庄内を戦火から守った歴史上の人物である。会津藩が長州を主力とする官軍に、白虎隊の悲劇など壮烈な攻撃を受けたのに対し、庄内地方は戦火を交えることなく、平和を保つことが出来た功績は大きい。

 小説では、剣豪粒来重兵衛が藩内の争いの中で護衛の仕事を失敗するが、腕を磨き腹黒い罠に対し仕事をやり遂げる。力持ちの茂登との会話が面白い。

「三の丸広場下城どき」
旧菅実秀家老屋敷
[DATA 2005.2.8]


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