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海坂藩研究所 > 藤沢周平の世界を訪ねて > 18. 善宝寺(龍を見た男)
はじめに
1 金峯山
2 高坂
3 民田
4 湯田川温泉
5 井岡寺
6 小真木
(日枝神社)
7 内川(筬橋)
8 総穏寺
9 大督寺
10 本町二丁目
(七日町)
11 庄内藩校致道館
12 鶴岡公園
13 家中新町
14 内川
(三雪橋)
15 大泉橋
16 龍覚寺
17 般若寺
18 善宝寺
(連載終了)
 「善宝寺」は、作品「龍を見た男」に出てくる現存するお寺である。

 竜神様のお寺として全国から参拝者が集まる祈祷所、信仰道場として有名なお寺である。五重塔を始め、山門や本堂・龍王殿など、歴史を刻む建築物が威厳に満ちた姿で佇み、人面魚で有名になった貝喰みの池がある。甥の寅蔵を海で亡くした漁師源四郎は、神を信じてはいないが、女房おりくに誘われ善宝寺を参詣し、「貝食ノ池」に何かがいると感じた。

 海で迷い潮に流される船上で、龍神の助けを求める彼の前に龍が現れ光によって救われる。
 庄内の海辺の旅籠で働くおはるの、人を信じる一途な女のもろさを描いた「三年目」という作品がある。素朴な土地に住む、人を疑わない優しい心根には応援をしたくなる。藤沢作品は、全編を通して庄内女性の底力を称え、いつも優しく見つめている姿が見えてくる。
善宝寺五重塔 冬の荒海 日本海
(完)
[DATA 2005.4.26]

関連リンク: い〜やまがた発見!体験記
龍澤山善寶寺訪問記


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